まず、何が問題なのかを分ける

検索で見つけてもらえていない、開かれても疑問に答えられていない、古い料金が残っている、相談につながる案内がない。これらは同じ「記事の問題」でも、必要な作業が違います。

Search Consoleなどのデータがある場合は、見られているページと検索語を確認します。データが少ない初期段階では、順位の短い変動だけで結論を出さず、公開内容が現在の事業と合っているかから点検できます。

確認したい5つのポイント

  • 情報の新しさ:サービス、手順、参照先が今も有効か
  • 答えの位置:タイトルで約束した疑問に早い段階で答えているか
  • 具体性:判断条件、例、確認方法があるか
  • 重複:ほかの記事と同じ話だけになっていないか
  • 次の行動:関連情報や相談先へ自然に進めるか

たとえば「フォームの作り方」というタイトルで、入力欄の見た目しか説明していなければ、送信先や受信確認が足りないかもしれません。文章の長さを増やす前に、読者が作業を終えるために不足している情報を探します。

残す部分と直す部分を表にする

リライトの変更メモの例
箇所判断作業
冒頭記事で何がわかるかが曖昧対象者と到達点を2文で説明
具体例現行サービスと一致している残す
外部サービスの説明設定方法が変更されている公式資料を確認して更新
記事末尾関係のない案内がある該当するサービスへの案内に変更

一度に全部を置き換えると、役立っていた具体例まで失うことがあります。内容が古い部分、読みづらい部分、構成から見直す部分を分け、何を変えたか記録しておきます。

似た記事があるときは、役割を決め直す

「サイト修正の頼み方」と「ホームページ修正の依頼方法」がほぼ同じ内容なら、単に別のキーワードを足すより、どちらが何を扱うかを整理します。一方を準備手順、もう一方を症状別の確認方法に分ける案もあります。

統合やURL変更をする場合は、既存のリンクや検索からの入口への影響も確認します。記事の見た目を整える作業と、ページを削除・移動する作業は分けて計画しましょう。

公開後に比較できる記録を残す

変更記録のひな形
対象URL:
変更した日:
確認した問題:
残した情報:
変更した見出し・段落:
期待する読み手の行動:
次回確認するデータ・相談内容:

更新日だけを変えて、内容が新しくなったように見せないことも大切です。公開後はリンクや表示を確認し、ある程度のデータが集まってから、検索語と記事の内容が合うかを見直します。

新しい記事の追加とリライトは、どちらか一方だけにする必要はありません。読者に必要な情報が足りない部分は新規記事、すでに答えがあるが伝わりにくい部分は修正、と目的で選びます。