内部リンクは、読者の次の疑問から考える
内部リンクは、同じサイト内の別ページへ進むためのリンクです。たとえば「スマホで見づらい原因」を読んだ人は、次に「どこまで自分で直せるか」「部分修正を頼めるか」を知りたくなるかもしれません。
この場合、関係の薄い記事を何本も並べるより、修正の依頼準備とサービスの対応範囲を案内する方が自然です。記事の途中では補足情報、末尾では次の判断材料というように、置く場所に役割を持たせます。
4種類のページの役割をつなぐ
| 今読んでいるページ | 次に確認したいこと | 案内するページ |
|---|---|---|
| スマホ表示の解説記事 | 修正を頼む前に何を用意するか | 部分修正の準備記事 |
| 部分修正のサービス | どのような表現ができるか | 制作例・解説 |
| 制作解説 | 自分のサイトの依頼範囲はどう決めるか | 該当するサービス詳細 |
| サービス詳細 | 相談を始めるにはどうするか | 問い合わせフォーム |
すべてのページに同じ順番を強制する必要はありません。すでに依頼内容が決まっている人には、サービス詳細からすぐ相談へ進める経路も残します。
リンクの文字だけでも、行き先がわかるようにする
「こちら」「詳しく見る」だけが何個も続くと、どれを選ぶか判断しにくくなります。本文では「公開後の費用と更新作業」「見積もり前に整理する項目」のように、リンク先で読める内容を表すとわかりやすくなります。
Googleのリンクに関する公式ガイドでも、具体的で文脈に合うリンクテキストと、href属性を持つ通常のリンクが案内されています。リンク数に一律の目標を設けるより、関連する情報を必要な場所へ置きます。
記事を増やしたら、古い記事からの経路も更新する
新しい記事から古い記事へリンクするだけでは、以前の記事を読んだ人が新しい情報に気づけません。関連する既存記事を開き、説明を詳しくできる箇所や、次の手順へ進める箇所にリンクを加えます。
追加時の確認例
「フォーム設計」の記事を公開したら、既存の「小規模サイトの構成」と「スマホ表示」の記事も確認する。フォーム項目や入力確認の説明から、必要な文脈で新しい記事へ案内する。
記事名が似ているだけで関連づけず、その段落を読んだ人が移動する理由を説明できるかを目安にします。
公開前に、入口から相談まで歩いてみる
- 一覧から各記事へ移動できるか
- 記事中のリンクが想定した内容へつながるか
- サービスへの案内が記事内容と合っているか
- 途中で古いURLや存在しないページに進まないか
- スマホでもリンクだとわかり、押せるか
ページを増やすたびに経路も見直すと、記事が独立した置き場になるのを防げます。内部リンクだけで成果を判断せず、実際の検索語や相談内容を確認しながら、読者に足りない説明を補っていきます。