最初に「完成した状態」を一文にする
「きれいなサイト」だけでは、必要な作業を比較しにくくなります。たとえば「サービス内容と依頼の流れが読めて、スマホから相談を送れるサイト」とすると、原稿、画面、フォーム、送信確認が必要だとわかります。
ブログを自分で更新したい場合は、記事の見た目だけでなく、投稿画面や引き継ぎ説明も範囲に入るか確認します。公開できることと、その後に自分で運用できることは、別の確認項目です。
ページ数より、担当と成果物を比較する
| 項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 原稿 | 支給した文章を掲載するだけか、構成・執筆・確認まで含むか |
| デザイン | トップと下層で何種類の画面を作るか、スマホ表示も含むか |
| 機能 | フォームの設置に加え、受信先設定と送信確認を含むか |
| 修正 | 確認回数、対象となる変更、追加費用になる条件 |
| 納品 | 公開作業、編集可能なファイル、操作説明の有無 |
| 公開後 | 不具合への対応と、内容の更新作業の範囲 |
「一式」と書かれている項目は、その内訳を文章で確認します。比較表を埋めてもわからない箇所を、推測で「含まれる」と判断しないことが大切です。
費用の差が生まれる例を考える
架空の例として、A案は完成原稿と写真の支給が前提、B案はヒアリング内容から原稿を作るところまで含むとします。B案の金額が高くても、原稿を用意する時間が取れない人には合う可能性があります。
反対に、原稿が完成していて更新機能も不要なら、使わない作業を外した方が始めやすいことがあります。安い案を選ぶ前に、自分が引き受ける作業量と、その作業をいつ終えられるかまで考えます。
「削る」前に分ける
初回公開に必要なページ、後から追加できるページ、将来使うか未定の機能を分けると、目的を保ちながら範囲を調整できます。
修正・追加・公開後の対応を分けて聞く
見出しの表現を整える修正と、合意後に新しいサービスページを追加する変更では、作業量が違います。「修正できますか」だけでなく、どの段階で何を確認し、何が追加見積もりになるかを聞いておきます。
- デザイン確認後に構成を変える場合はどうなるか
- フォームが動かない場合と、項目を増やす場合の扱いは同じか
- 公開後の文章更新は都度依頼か、自分で編集できるか
- ドメイン・公開先などの継続費用を誰が支払うか
継続費用は制作費と分けて、公開後の費用と更新作業の観点でも確認すると整理しやすくなります。
そのまま使える確認文
見積もりへの質問例
今回の見積もりで、原稿作成・スマホ表示・フォームの受信確認・公開作業は含まれていますか。こちらで準備するものと、修正確認の回数を教えてください。公開後の文章更新と不具合対応の範囲も、分けて確認したいです。
返答を比較表に追記してから、費用、担当範囲、連絡方法が自分に合うかを判断します。納期についても、制作側の作業期間だけでなく、自分の原稿準備と確認に必要な期間を含めて相談しましょう。