制作費と運用費は、別の項目にする

制作費には、情報の整理、デザイン、実装、公開作業などが含まれます。公開後は、利用するサービスの契約費と、人が行う更新・確認の作業が発生する場合があります。

すべてが制作費に含まれると思っていた、月額料金を払えば記事更新も頼めると思っていた、という認識の違いを防ぐため、見積もりでは「初回のみ」「継続契約」「変更時に都度」の3つに分けて確認します。

確認しておきたい契約と作業

公開後の確認項目
項目確認すること
ドメイン契約者、更新日、更新料金、支払い方法
サイトの公開先利用プラン、容量・通信などの条件、管理者
メール契約サービス、アカウント管理、更新時の注意点
フォーム・外部機能利用条件、通知先、送信数などの制限
記事・情報更新担当者、更新方法、作業ごとの費用
保守・不具合対応対象範囲、連絡先、対応時間、別料金になる作業

無料プランでも、利用条件や機能の制限はあります。必要な機能が使えるか、将来の変更時に費用が発生するかを公式の料金・仕様で確認します。料金や提供内容は変わるため、ここでは一律の月額を示していません。

更新する内容から、管理方法を選ぶ

年に数回、文章を直す程度なのか、毎週お知らせを投稿するのかで、使いやすい管理方法は変わります。更新する人が普段どんなツールを使っているかも、選ぶ材料になります。

このKSCサイトは、ファイルの変更をGitHubで管理し、mainブランチへの反映をきっかけにCloudflareで公開する構成です。ファイルを扱える運営者には整理しやすい方法ですが、管理画面から文章を更新したい人には、別の仕組みが合う場合があります。

管理方法は「流行しているから」ではなく、誰がどの頻度で更新するかから決めます。制作会社や制作者に任せる場合は、依頼してから反映されるまでの進め方も確認します。

納品時に受け取りたい情報

  • 契約しているサービスと、契約者・管理者の一覧
  • 更新日と支払いを確認する方法
  • 文章・画像を変更する場所と公開手順
  • 元に戻す方法、バックアップの範囲
  • フォームの通知先と、受信を確認する方法
  • 保守で対応する内容と、別途相談になる内容

管理用の認証情報は、公開文書やサイトのファイルに書き込まず、適切な方法で管理します。ドメイン、サイト、メールの管理先が違う場合は、それぞれを分けて記録しておくと、変更時に迷いにくくなります。

無理なく続けられる範囲を決める

更新頻度を必要以上に増やすより、サービス内容、連絡先、料金や受付条件が実際の状態と合っているかを確認することから始められます。ブログを運用するなら、公開だけでなく、内容が古くなったときに直す担当も決めます。

KSCへの依頼では
制作と、公開後の更新・保守を分けて相談します。連絡はメール・チャットで行い、常時監視や即時対応を前提にした運用は行っていません。必要な対応頻度と範囲を、着手前に共有してください。